この事実を知ればパソコンの勉強がしたくなる!日本と世界で見るインターネット普及率と利用率

こんにちは、オンリーワン賢者・運営者のやはりオコメです♪

 

あなたはインターネットを使える環境にありますか?

 

この質問に多くの方が「はい」と答えると思います。

 

実際、普段インターネットを使っていますか?

 

この質問にも「はい」と答えるでしょう。

 

実はこのはいすごいことなんです。

 

日本のように〝住んでいる地域に関係なく国民の大半がインターネットを使っている国″というのは、世界でみると少ないのです。

 

これは裏返すと〝日本でパソコンが使えるようになると可能性は大きく広がる″ということでもあります。

 

特にビジネスにおいては無限大です。

 

今回は、「世界のインターネット普及率・利用率」を紹介し、日本でパソコンを使えることがいかに大きなメリットになるのか裏付けていきます。

 

世界の先進国の中でも〝トップクラスのインターネット大国″である日本。

 

日本に住んでいてパソコンが使えないというのは勿体ないことです。

 

読み終わったころには、パソコンを使えない方も「パソコンを使えるようになりたい」という気持ちになるでしょう!

世界で見るインターネット普及率と利用率

※ここでのデータは2017年12月31日更新の「Internet World Stats」の情報を元に紹介しています。

 

インターネット普及率とは、「国土全体を100%として何%の地域でインターネットを使える環境が整っているのかパーセンテージで表したもの」です。

 

世界という広い地域で解説するので、国ごとではなく、大陸別にインターネット普及率をみていきます。

 

さっそく質問ですが、どの大陸が最も普及していると思いますか?

 

「1位は北米で、次は~・・ヨーロッパ?最下位はアフリカかなぁー。」

多くの人はこのように予想するでしょう。

 

実際に見てみます。

 

【大陸で見るインターネット普及率】

北米:95%

ヨーロッパ:85.2%
オーストラリア・太平洋地域:68.9%
南米・カリブ海:67%
中東:64.5%
アジア:48.1%
アフリカ:35.2%
世界平均 54.4%

 

日本で生活していると気づきませんが、世界で見るとアジアとアフリカだけが世界平均より低いのです。

 

では次に、この結果を踏まえて大陸別にインターネット利用率を見てみます。

 

インターネット利用率とは、「国民全体を100%として何パーセントの人がインターネットを使っているか集計したもの」です。

 

ここでは国別ではなく、世界全体の利用者を100%として、大陸別に利用者が多いのはどこか見ていきます。

 

※世界のインターネット利用率は、総人口76億人の53%にあたる40億人とされています。

 

【大陸別に見る世界のインターネット利用者率】

アジア:48.7%

ヨーロッパ:16.9%

アフリカ:10.9%

南米・カリブ海:10.5%

北米:8.3%

中東:4.0%

オーストラリア・太平洋地域:0.7%

 

どう思いましたか?

大抵の方は驚いたのではないでしょうか?

 

特に、アメリカを含む北米が普及率95%に対し、利用率8.3%ということには驚いたでしょう。

 

インフラが整い普及率が高いのは先進国ですが、だからといって、インターネット利用者がたくさんいるとは限らないのです。

 

これは、「先進国で貧富の差が激しいために使える人が限られること・都心部以外ではインターネットを使わなくて済む職業が多いこと」から生まれる結果です。

 

対して、アジアのインターネット普及率は48.1%と高くありませんが、利用率は世界全体の約50%です。

 

普及率が低い理由はアジア大陸の特徴である、「発展した地域と自然がそのまま残っている地域が混在していること」が1番の理由です。

 

アジアには、砂漠・山脈など自然がそのまま残っている地域が多く、自然の中で生活している方が大勢います。

 

インフラがしっかりと整備されている地域と、必要としないため整備していない地域がある結果、普及率は48.1%になっているのです。

 

2つの結果を整理してわかることは、「世界中のインターネット利用者数は40億人」。

それを大陸別に見るとなんと、、

 

約20億人がアジア人でぶっちぎりの1位。

 

そして、「普及率の高い先進国の人たちは必ずしもインターネットを使っていない」ということです。

ポイント

世界的に見ると、『普及率が高い国だからといって、インターネット需要があることとイコールにはなっていない』。

アジアで見るインターネット普及率と利用率

※ここでのデータは「GLOBAL NOTE」・「総務省・世界通信情報事情」の情報を元に紹介しています。

 

普及率は48.1%と平均以下であるにもかかわらず、利用率は世界全体の50%を占めるアジア。

 

ここでは「アジアが利用率50%の理由」を解説していきます。

 

アジアでは「総人口×インターネット普及率=利用率」になる

世界総人口は76億人といわれており、過半数はいくつかの大国が占めています。

人口が多い国TOP5

1位:中国・13.8億人(アジア)

2位:インド・12.8憶人(アジア)

3位:アメリカ・3.3億人(北米)

4位:インドネシア・2.6億人(アジア)

5位:ブラジル・2.1億人(南米)

 

5位までにアジアが3国入り、それだけで29.2憶人と世界総人口の38%を占めるほど、アジアでは多くの人が暮らしています。

 

また、アジア大陸は51もの国が集まってできており、これはアフリカ大陸の57に次いで2番目に多い数です。

 

「多くの国が集まり、国1つあたりの人口が他大陸の国より多い」

単純な人口の多さが利用率50%の理由の1つになっています。

 

次に、国ごとの「総人口×普及率=計算上の利用率」を計算し、実際の調査データと比べてみます。

 

中国

13.8億人(人口)×54.6%(普及率)=7.53億人(計算上の利用率)

世界通信情報事情によるデータでは、中国の利用率は7.7億人となっています。

 

インド

12.8億人(人口)×34.1%(普及率)=4.36億人(計算上の利用率)

世界通信情報事情によるデータでは、インドの利用率は4.6億人となっています。

 

他の大陸では、インターネット環境が整っていても使っていないという状況のため計算式は成り立ちませんが、アジアでは計算がほぼ成り立ちます。

 

これは見方を変えると、「アジアでインターネット環境が整っている地域に住んでいる人は、ほぼ全員が使っている」と言えます。

 

ただし、ご覧の通り中国・インドなど、1つ1つの国は普及率が高いわけではありません。

 

アジアの利用率が高い理由は「人口が多いことに加え、インターネット環境が整っている地域ではほぼ全員が使っている」ということからきているのです。

 

そしてこの数字はこれからさらに伸びていくのです。

ポイント

アジア大陸ではインターネットを使える環境が普及していないだけで『インターネット需要は高い』。

日本で見るインターネット普及率と利用率

※ここでのデータは「Internet World Stats」・「総務省調べ29年版・情報通信機器の普及率と利用率」の情報を元に紹介しています。

 

それでは最後に、日本のインターネット普及率・利用率をみていきます。

 

日本のインターネット普及率ですが、Internet World Statsによる国別普及率で「93.3%(アジア1位)」と発表されています。

 

総人口1.27億人に対し、インターネットユーザーは〝1.18626億人″利用していることがわかっています。

 

なぜユーザー数を細かに書いたかというと、先の計算式に日本を当てはめた際の結果を見てほしいからです。

 

【1.27億人(人口)×93.3%(普及率)=1.18491億人(計算上の利用率)】

 

ここまで計算式が成り立つ国は他にありません。

 

また、〝普及率93.3%″という結果ですが、多くの山脈が存在する日本において、高山地域がインフラ整備されていないことを考慮すると、これは実質100%といってもいい数字です。

 

つまり、日本は「普及しているかというより、どこに住んでいても自分が使いたいかで選べる国」ということです。

 

 

続いて、少し古いデータにはなりますが、総務省調べによる利用率データで興味深いものがあるので見ていきます。

 

【総務省発表・利用率データ】

 

文章で説明すると、「2016年・インターネット利用者が1億84万人、これは総人口の83.5%にあたる」という見方になります。

 

ここで注目すべきなのは、数字ではなく〝毎年利用者数が増えているという事実″です。

 

この増加は今後も止まることはありません。

 

なぜなら、2018年現在の高齢者は〝パソコンが普及していない時代に生きた方たち″でしたが、これからさらなる高齢化を迎える日本での高齢者は〝仕事でパソコンを使ってきた方たち″になるからです。

 

つまり、〝現在の高齢者は農業など、パソコンを使わずに生活してきた世代=パソコンが使えない方が多い″けれど、これから高齢者と呼ばれる方たちは〝仕事でパソコンを使ってきた世代=パソコンの高度な使い方は知らなくても、インターネットの使い方は知っている″ということです。

 

データからわかる重要なことは「〝世代交代が進むにつれ、インターネット市場の需要はますます増える″=日本のインターネット市場はますます発展する」ということです。

 

そのとき、あなたがパソコンを使えるか使えないかで他の人達と大きな差が生まれることは、説明しなくてもわかって頂けるでしょう。

 

高齢化社会がどのように進み、どのような変化をもたらすことになるのかは、2030年までに身につけておきたい技術と知識(1)という記事で詳しく解説しています。

 

利用率増加にともなって1つだけ懸念(けねん)されること

毎年インターネット利用者が増えている日本ですが、将来的にではなく、2018年現在に1つの弊害がもうすでに始まっています。

 

それは、スマートフォンは使えるけれどパソコンは使えないという人が増えていることです。

 

こちらを見てください。

 

 

これは総務省による調査で発表された「情報通信端末の世帯保有率の推移」というグラフです。

 

簡単に言えば「誰かと連絡がとれる電化製品はどんなものを使っていますか?」という質問結果をまとめたものです。

 

これを見てわかるのは、2010年・スマートフォンが登場した年から「固定電話・パソコン・FAX」といった、長年メインで使われてきた連絡機器の利用者が年々下がり続け、2016年には利用者は15~20%ダウンしているのに対し、スマートフォン利用者は2010年10%しかいなかったものの〝わずか6年で70%越え″と爆発的に増加したことです。

 

言い換えると、昔からあるものがスマートフォンにとって代わり、「パソコンは使えるけれどスマートフォンは使えない」という世代(50代)と「スマートフォンは使えるけれどパソコンは使えない」という世代(10代)が今後逆転しようとしていると言えます。

 

しかし、これは危険なことです。

 

電話ができ、なんでも見れるスマートフォンの発展は、暇つぶしとしての娯楽時間を伸ばすことに貢献していますが、結果として生産性の高いパソコンを使えない人の量産を加速させています。

 

現に、パソコンを使える世代の大学教師・会社員の方に話を聞いたとき、

 

  • レポートを書くうえでパソコンが使えない学生が多い。
  • 新卒採用した学生は会社に入ってからパソコンが使えないとわかる場合が多い。

 

と聞きました。

 

私の経験・見聞きしたことからの主観ではありますが、「何かを作り出すのがパソコンで、作り出されたものをいつでもチェックできるのがスマートフォン」です。

 

スマートフォンは携帯しやすく便利ですが、使えることで可能性が広がり、メリットが生まれるのは「パソコン」です。

 

パソコンが使えるようになれば、スマートフォンでは出来ることが限られることに気づき、両方を使い分けられるようになります。

 

目線を変え、〝今後の日本ではパソコンを使えない人が増える。だからこそ使える人材は重宝される″と理解し、あなたの可能性を広げるため、スマートフォンよりパソコンに触れる機会を増やすことが大切です。

ポイント

①日本は『どこにいてもインターネットを使える』ほど普及率が高く、国民のほぼ全員がインターネットを使っているほど『インターネット需要が高い国』。

 

②インターネット市場が発展していくのが見えている以上、パソコンスキルを身に付けるのが早いほど『メリット』になり、遅いほど『周りとの大きな差』になる。

 

③『可能性を広げるのはパソコン、チェックツールがスマートフォン』。

ここまでの情報から導き出される答え

ここまでの内容を簡単にまとめます。

  • 多くの国・大陸では、インターネット環境が整っている(普及率が高い)からといって使っている訳ではない。
  • アジアは利用率50%を占めるが普及率は低い。しかし、インターネット環境が整っている地域ではほぼ全員が使っている。
  • ほとんどのアジアの国々が、これからインフラ整備をすすめる
  • 日本は普及率が100%に近く、国民のほぼ全員がインターネットを使っている。しかし、スマートフォンは使えてもパソコンを使える人が少ない。
  • 日本がこれから迎える超後期高齢化社会では、さらにインターネットを使う人が増える。

 

これらの情報から導き出される答えはシンプルです。

 

それは「パソコンを使えるようになることは一生の強みになる」ということです。

 

他の国ではインターネット環境やパソコンを使えない人が多く、世界中がこれから学べる環境を整えようというときに、日本はいち早く最先端技術を学べる環境を整え終えたのです。

 

これって大きなチャンスだと思いませんか?

 

これからは国内・海外・世代に関係なくインターネットの使い方を知っている人たちで溢れる時代がきます。

 

つまり、需要が生まれる以上、インターネット市場がさらに発展しない訳がないのです。

 

2018年現在、日本ではAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングを使えば大抵のものは買うことができます。

 

しかし、視力検査を必要とする「眼鏡」は買うことができません。

 

「もし、ネット越しに視力検査ができるプログラムをあなたが完成させたとしたら…?」

 

高齢化が進み眼鏡の需要は増えますから、特許をとれば一生お金に困ることはなくなるでしょう。(ただし、視力検査は国家資格が必要なため、資格者との協力・法律の認可も必要)

 

これからあなたが面白いアイディアを思いついたとき、実現させ、世の中に問う必要があります。

 

実現させるのがパソコンで、世の中に問う方法がインターネットです。

 

使えるようになるために努力する価値があることではないでしょうか。

ポイント

日本は『世界一パソコンスキルをメリットにできる国』。

さいごに

お疲れ様でした~!

 

日本は世界的に見ると奇跡のような国です。

 

スマートフォンが普及したことは日本にとって大変良いことです。

 

ただ同時に〝スマートフォンは使えるけれどパソコンは使えなインフルエンザ″が流行しています。しかもかなり長引いています。

 

これは良いことではありません。

 

「パソコンスキルを身に付けようと思えばどこにいても覚えられるのに、使える人は他の国より少ない。」

 

非常にもったいないことです。

 

世界の現状を知り、これからの日本はどうなるか知ったいま、パソコンスキルは必修科目といえます。

 

オフィスソフトだけではなく、プログラミングも身に付けたい知識です。

 

可能性を広げるために、パソコンの技術・知識は欠かせないことを覚えておいてください。

 

お読みいただきありがとうございました!

オンリーワン賢者・やはりオコメ

 

OS基礎を勉強したことがない人に

👇疑問に対する即答形式が嬉しい基礎からわかる便利本👇

この記事は読んだ人はこんな記事も読んでいます