努力を継続できない理由を探すくらいならこの本で総合的な努力の仕方を身につけろ!

こんにちは、オンリーワン賢者・運営者のやはりオコメです♪

 

誰もが続けたいと思いながら、なかなか続けられない「努力」

「続ける才能」なんて言われますが、続ける才能は誰もが持っています。

 

ただ多くの人は努力の仕方がわからなかったり、違うことに頭を使わなければいけない環境にあるため集中できないだけなんです。

 

環境を整え、努力の進め方を知り、心構えを知れば、誰でも努力を継続していまの現実を変えることができます。

 

努力は本来、自分の成長を実感できる楽しいものです。

人生を楽しむ為にも努力の仕方を身につけましょう!

 

集中できる環境を整えることが継続の第1歩

継続するために必要なことは何だと思いますか?

時間、お金、転職など、いろんな考え方があると思いますが、多くの人は「意志の強さ」と答えるでしょう。

 

意志が強いことは良いことです。

しかし最初に必要なのは環境です。

 

いまの自分はどういう環境で生活・思考しているか考えてみてください。

  • 夜遅くまで起きて、朝寝れるまで寝る
  • 会社帰りに同僚・友人とよく飲み会をする
  • まっすぐ帰った日も晩酌して寝るだけ
  • 家での過ごし方はテレビを見るか、ネットサーフィン
  • 休みの日はほとんど家事をしている
  • 1人で時間があるときはローン・税金の支払いなどお金について考えてしまう
  • 健康や親の介護など将来の不安要素を考える必要がある

 

こういった生活習慣や考えが続く限り、たとえ時間やお金があったとしても努力を続けることは難しく、意志が強い人も継続することは出来ても結果がでないでしょう。

 

なぜなら集中したいこと以外に精神力を使い過ぎているからです。

 

どういうことか説明すると、仕事でもプライベートでも考え過ぎて頭がパンクしそうになった経験があると思います。

私はこれを「脳のメモリが足りなくなる」と呼んでいます。

そして、パンクしそうになっても自分を奮い立たせて取り組むことを「精神力を使う」と呼んでいます。

 

どんなことをしても頭は使うので、容量が多いか少ないかだけでメモリは使います。

そして、そのとき考えていることを考え終われば脳が忘れることでメモリは回復します。

 

精神力は飲み会やネットサーフィンでは使っていないように思えますが、集中して頭をガッツリ使っていないだけで、少しずつ確実に減っていきます。

仕事やプライベートで疲れることがあったときは大幅に減ります。

そして、考えない時間(睡眠や心から楽しめる趣味など)をとらないと回復しません。

 

まとめると、メモリの使用量(そのとき考える内容の重さ)に比例して、精神力(奮い立たせる心)が必要になるのです。

 

そして精神力の残量に比例してメモリの回復速度は早くなり、精神力を使い過ぎたときは精神力回復のために睡眠時間が長くなります。

メモリと精神力は相互関係にあるのです。

 

がっつりメモリを使った(頭を使った)あとは精神力が弱っているので「なんにもやる気になれない」

精神力が弱っているときは思考能力が足りない(メモリが回復していない)ので「むりやり奮い立たせてやったとしても結果はついてこない」ということです。

 

つまり「努力し続けたいと思っていることだけに集中できる環境を整えること」こそ努力を始める前にやるべきことなのです。

 

環境を整えるためにやるべきこと

環境の大切さを説明しましたが「そんな簡単に環境なんて変えられない」という人もいるでしょう。

 

けれど今の自分の環境は、今までの人生に起こった出来事に対して自分が選んできたものが積み重なった結果です。

 

それぞれ生まれも育ちも違い、背負っているものも違いますが、その人が乗り越えられる出来事しか人生には起こりません。

 

あなたの心1つで変えられるんです。

 

努力を続けられる環境を整えるために決意しなければいけないことは何ですか?

  • 飲み会が多いなら断る勇気を持ちましょう。
  • 親の介護で悩んでいるなら、自分がやるか施設にお願いするか決めましょう。
  • お金が必要ならどうやって稼ぐか勉強して実行しましょう。
  • 借金があるなら完済する計画を立てましょう。
  • 家事に時間をとられるなら時短できる方法を見つけましょう。
  • 胸くそ悪い職場なら転職するか考えましょう。
  • ついTVを見てしまうならリサイクルショップに売ってしまいましょう。

 

悩むだけで解決に動き出さなければ、1つ、また1つと精神力をつかう出来事が増え続け、いずれ不満に精神力を乗っ取られてしまいます。

そうなると何に対しても投げやりになりかねません。

環境を整えて、努力を続けて、人生を変える決意が出来るのはあなただけです。

 

真剣に環境を整えていけば、ダイエットだろうと夢だろうと集中して継続できるんです。

それぞれの取り組む内容別に進め方と心構えを同時進行で学ぶ

環境を整えていきながら、同時進行で取り組む内容別に進め方と心構えを学んでいきます。

 

なぜなら実践こそ最高の経験値ではあるのですが、実践をはじめる前に最低限の知識・基礎・考え方・その世界の現実を身につけておくと結果が早くでるためです。

 

では!どう進めるかと言いますと!

 

・・と詳しく説明していきたいのですが、環境は努力するうえで全員に共通するので説明できます。

しかし進め方と心構えは取り組む内容によって違うので説明できません。

 

進め方は「画家」と「漫画家」でも全然違ってきますし、「食事ダイエット」と「筋トレダイエット」でも違ってきます。

 

心構えもどんな絵でメッセージを伝えようとも、どんなダイエットで自信を身につけようとも、「楽しめることが大事」という人もいれば「私の夢だから」という人もいるでしょう。

 

現実的には、その道の本物や自分が憧れる人の本を読むと吸収が早いです。

余裕があるなら一流の教室に通うのもアリです。

 

それによって、いまのあなたに合った進め方と心構えを著者や先生が引き出してくれ、自分の脳も理由を探してくれます。

そして近いうちに自分の辿り着きたい場所が見えてくるはずです。

 

 

 

 

と!こっからがよぉーやく実践。スタートです。

始めてから継続していると必ずできる共通の壁と解決策も少し紹介します。

壁と解決策は1つのことを定めることで道が開かれます。それが努力の方向性です。

基本となる教えを「努力論」という本からいくつか引用するので、あなたの取り組む内容に当てはめて、自分で導き出してください。

 

努力というものはよく見れば2種類ある。1つは「直接の努力」。もう1つは「間接の努力」だ。直接の努力というのは、さしあたっての当面の努力で、目の前のことに全力を尽くすことだ。間接の努力というのは、将来に向けて準備を行う努力、基礎となる努力だ。たとえば、基礎となるデッサンを勉強せず、ただ自己流に絵を描いているのでは、いくら1日中食事もせず必死に描いていたからといって傑作はうまれないだろう。2種類の努力があることを忘れてはいけない。

「二種類の努力をわすれるな」より

 

努力することは素晴らしいことだ。しかし、自分が努力していると思っているうちは、まだまだダメだ。そこにはまだ自分の中にやりたくない気持ちが残っていて、それでも無理にやっているという不自然さがある。努力している、あるいは、努力しようとしているという意識をもたず、自分がやっていることが自分にとって自然であると感じられるような努力をしよう。それこそが努力の真髄であり、醍醐味なのだ。

「「努力している」と思っているうちはまだダメだ」より

 

経営を学ぶにしても、建築を学ぶにしても、あるいは絵や書道を学ぶにしても、どこから手をつけるかを常に意識して学ばなければ、100日たってもその第一歩にも到達できないだろう。どんなことでも、まずはどこから手を着けるかという着手ポイントを適切に知ることが大切だ。その上で、そこに全力を傾けて成果をあげてこそ、はじめて進歩するものなのだ。

どこから手を着けるかが重要だ

 

努力と反対にあるように見えるのが「好きなことをする」ということだ。努力というのは嫌なことでも耐え忍び、苦しい思いも我慢してことにあたるということだ。その一方、「好きなことをする」というのは苦しいことも忘れ、嫌だという気持ちもなく、意志と感情が平行して動いている状態だ。努力にはそれとはやや異なった意味がある。自分の意志と感情が相反している場合でも、意志の火を燃えたたせて感情の水に負けないようにし、いつまでも情熱を燃やし続けることをいうのだ。

「努力とは情熱を燃やし続けること」より

 

努力という言葉には多少にせよ、苦痛を耐え忍ぶというニュアンスが含まれている。それに対して、気が張るという言葉には、むしろ苦痛を忘れるとか、こんなことは物の数ではないというような感じがある。たとえば、深夜に読書していると眠気を催してくることがある。そのときに、心を奮い立たせて眠らないようにするのが努力だ。それに対して、読書が好きで夢中になっているため、まったく眠くならないというのが「気の張り」だ。つまり、努力というのは「努めて気を張る」ことであり、気の張りというのは「自然に努力する」ことだともいえる。もちろん、この両者には共通するところもあるが、不自然と自然という差、さらには、「結果を求める」ということと、「原因となる」ということの大きな差がある。努力もよいが、気の張りは努力にもましてよいことなのだ。

「「努力」よりも「気の張り」はさらにいい」より

 

よいものだけがよいのであって、新しいとか古いとかいうことはまったく関係ない。物事の名人や達人が古いものを捨て新しいものを選択するというのは、古いもののよくないところを捨て、新しいもののよいところを選ぶということなのだ。だから名人や達人は、古いものを切り捨てるといっても、よいところは残しておく。また、新しいものを選ぶといっても、そのよくないところは切り捨てているのだ。

「新しさや古さは善悪とは関係ない」より

 

他にも「気のコントロール」「目標の立てかた」など233の教えが載っています。

 

努力論は「目標・人間関係・生活・心の在り方」など、人生で努力すべき全分野で必ずぶちあたる壁に対する道しるべをまとめた本です。

本気で取り組みたいことがある人は読んでみて下さい。

さいごに

お疲れ様でした~!

 

努力を続けるために最初に必要なのは「環境」です。

 

次に「進め方と心構え」、基礎です。それで始めてスタート出来るんです。

 

この順番で取り組むことが継続のカギ。

 

続かない多くの原因は順番が逆だからです。

 

スタートして、進め方や心構えを考えて、環境に疲れて集中できずに挫折します。

 

順番どおりやってもやる気がでない、めんどくさいという人は、精神力をもっと有効に使えるように環境を改善できるはずです。

 

あなたの人生に、あなたが乗り越えられない出来事は起こりません。

 

あなたならできます。頑張ってください。

 

お読みいただきありがとうございました!

オンリーワン賢者・やはりオコメ

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