こんにちは、オンリーワン賢者・運営者のやはりオコメです♪
初めてのジャンルを勉強する人も、ステップアップを目指している人も
いざ本を手にしたら何が書いてあるかサッパリわからなくても、やる気の炎がメラメラと燃えていることと思います。
選び方にはテクニックがあります。
これを知ってから勉強することでやる気の炎は燃え続けます。
自分に合った専門書でグングン知識を吸収しましょう!
選び方のテクニック
1~3の順番で見ていけばあなたの実力に合った買うべき本がわかります。
順番に見ていきましょう!
1.自分の実力と本のレベルを照らし合わせる
まずは当然ですが自分の実力に合った本をピックアップすることから始まります。
例えば、初心者でもいろいろあり、
「本当に初めての初心者か、少しカジっている程度の初心者か」
見極め、本が対象としている初心者に自分が当てはまるか冷静に見ることです。
英語の本を買うとします。
「初心者から上級者まで納得の内容!」と書いてある本ってたくさんありますよね?
そして中を見ると確かにわかりやすく書かれていて行けそうな気がします。
学生時代に英語の勉強を頑張っていた人はこの本で勉強できます。
しかし学生時代に勉強を好きになれなかった人は、プライドを捨て、基礎中の基礎のみが書いてある専門書を選ばなければ、英単語より説明のために出てくる専門用語の意味を調べることがメインになり勉強に集中できないでしょう。
中上級者の人も同じです。
いかにも上級な辞書のような本を見て「よーわからん。」という時はまだ中級を。
理解しながらすらすらと読めるようであれば知識をより深められるでしょう。
いまの自分に必要なのは
- 「基礎を知る為だけに書かれた専門書」
- 「ステップアップの為に書かれた専門書」
- 「深い知識を身に付けられる専門書」
このどれなのか、見得を張らずに見極めるようにしましょう!
2.後ろから読む
表紙や背表紙を見たら「まず後ろから見ていきます」
後ろには作者の経歴・参考文献・あとがきが書いてあり、ここから読むことで本全体がどんな書き方をしているかわかります。
1.経歴
専門書であれば経歴を見ると「○○大学教授」「塾講師で人気になり」などが書いてあり、その人が【どんな場面で教えてきたか】がわかります。
例えば、大学教授であれば、広い講義室で1度に何十・何百という学生を相手に教えます。
そこでは勉強についてこれるかは関係なく、教授の話に興味がある生徒は知識を身に付けていく。
というのが日本の大学です。
これは教授の教え方を否定しているのではありません。教え方は大学の問題です。
ここで覚えておいてほしいのは、大学教授とは先生でありながら1つのことを研究して功績を残してきた学者であり、【より専門的な知識を学べる論文のような書き方を得意としている】ということです。
この場合、学者から見た初中上級者であり、説明の有る無しに関係なく専門用語が頻繁に登場することが多いです。
基本的なことは勉強した中級者以上におすすめの内容となっていると思っていいでしょう。
塾講師は1人1人の能力に合った勉強法で教えていくことを仕事としています。
そこでは勉強が出来るできないを考慮し、受験に必要な範囲内を教え、最終的に受験で合格するようにしていきます。
つまり、【専門的な知識よりも基礎的な知識をわかりやすく学べる書き方を得意としている】ということがわかります。
いま自分の求めているものが基礎やわかりやすさだとすれば、塾講師の経験がある人の本がおすすめです。
著者の教えてきた経験は専門書の解説にも反映されます。
どういう生き方をしてきた著者なのか背景を想像してみましょう。
2.参考文献
参考文献で注目するところは「勉強する科目以外の本も参考にしているか」です。
英語の本で例えれば、他の英語本が参考文献に並んでいるでしょう。
もしもその中に「相手に伝わる心理学!」「脳科学で見る記憶力を高める方法!」などが載っていれば、そういったところにも配慮されている本ということです。
参考文献を参考にしましょう。
3.あとがき
ここでわかるのは「作者がどういう書き方をする人なのか」です。
どういう人かもわかるでしょうが、ここで大事なのは書かれ方です。
専門書を書いているということは、どういう人であれその人はそのジャンルに対して「真面目」です。
例えば、歴史書のあとがきで
「この書物は私の○○年にわたる○○の研究の成果をまとめたものである。この書物を読み、貴公の知識が深まったのであれば著者としてこれほど嬉しいことはない。」
と書いてある場合と、
「この本は私が○○年研究した成果をまとめたものです。私の○○研究があなたのお役に立てたのであればこれほど嬉しいことはありません。」
と書いてある場合
どちらがあなたの性分に合っているかが大切になります。
ただ、勘違いしがちなのは「良い印象をもったから合っている」と思うことです。
最初にあげた書き方は硬い印象は受けますが、真面目さが伝わり学者らしく、誠実な印象を持つと思います。
そして良い印象から自分に合っていると思い込みますが、本全体がそういった書き方であったとき、読める人は文学が好きな人に限られると思います。
だとすれば、後にあげたように親しみのある書き方で、言葉の使い方が丁寧であろうと雑であろうと、自分の性分に合った物を見つけると面白く読めます。
本には著者の人間性がにじみ出ます。
著者との相性をあとがきから読み取って下さい。
3.目次から自分の疑問に思っている部分を見てみる
勉強しようとしているなら、すでに疑問に思っていることをいくつかお持ちだと思います。
試しにその疑問に関係しているところを読んでみてください。
例えば、公式がたくさん出てくる数学。
公式を説明するにしても説明の仕方はそれぞれです。
そして自分の疑問になっているところを読んで「なるほど!」と理解につながることが多ければ、それがいまのあなたにとって理想の教科書です。
読んだもののよーわからん。さらに疑問が増えた。例えが難しい。
ということであれば、まだ早いレベルの本ということ。
学んでいく以上疑問が増えるのは必然ですが、ボスはある程度レベルアップしてから挑みましょう。
まとめ
専門書を選ぶときは下の順番で選ぶと自分に合った本が見つかります。
1.自分の実力に合った本をいくつか選ぶ
2.その中から後ろの「著者の経歴・参考文献・あとがき」を読み、自分の性分に合った本を探す
3.試しに目次からいま持っている疑問を調べ、解決されるか確かめてみる
こうやって書くと「そんなん誰でもやってるわ!」と返されるかもしれませんが、こういった選び方や順番を意識して冷静に選んでいるという人はあまりいないでしょう。
アメリカでは1930年代からリテラシー調査(読み書き能力の調査)をしており、成人の読解力は平均で中学2年生レベルという結果がでています。
ベストセラー作家は中学1年生レベルに合わせて文章を書いており、法律や医療に関する専門家はむしろ中学1年生レベルに合わせて書くことを推奨しています。
特に医療などの安全に関する内容は小学校5年生レベルで書くことを求める法律があるほどです。
アメリカの研究ですが、日本に当てはめてみても同じような結果になると思います。
自分の求めている内容で、自分に合っている本。
上の方法で1度さがしてみて下さい♪
上達を実感できるので楽しく勉強できますよ!
さいごに
お疲れ様でした~!
読み方に関しては本も出ていますし、ネットで勉強法がいくらでも出てきます。
それに、勉強法はあまり重要視しなくても勉強しているうちに自分に合ったやり方が自然と身に付くものです。
しかし選び方は間違うと「やっぱ無理だ」と諦めにつながります。
専門書を選ぶとき、無意識に何となく自分に合ったものを探していませんでしたか?
- ショッピングサイトのレビューが良いから買ってみた
- 本屋で目立つように並んでいてパラパラとめくってみたら良く思えた
など経験があるのではないでしょうか?
人は成長を実感できるからやる気が持続するものです。
まずは自分に合った本の見つけ方を覚えてみてはどうでしょうか♪
お読みいただきありがとうございました!
オンリーワン賢者・やはりオコメ