こんにちは、オンリーワン賢者・運営者のやはりオコメです♪
日本人にとって1日の終わりに入る習慣である「風呂」
生活の一部であるため、風呂の健康効果は余り考えませんがすごく良いことなんです!
一般的に知られている効果から余り知られていない効果まで説明します!
一般的に知られる効果
1.血流改善・むくみ改善
2.睡眠の質が高まる
順番に説明します!
1・血流改善・むくみ改善
一般的に1番知られている効果は血流が良くなることではないでしょうか?
なぜ血流が良くなるかというと、体がお湯の中に入ることで水圧がかかるからです。
水圧がかかると体全体は圧迫され、血液やリンパ液が心臓に押し流されます。
同時に、温められたことで血管が拡張しますので大量に血液が心臓に送られるのです。
そして心臓から全身に血液を送ることを繰り返すので血流が良くなるのです。
この時にリンパ液も流れることでむくみも改善されるという訳です。
2.睡眠の質が高まる
人間には2つの体温があることをご存知ですか?
皮膚表面の「皮膚温」と、体内の「深部体温」があります。
睡眠の質を高めるには深部体温が下がることが重要です。
風呂に入って深部体温を上げて、風呂上がりに下がってくると眠くなる。
これにより深い睡眠につながるのです。
睡眠の質を高めることについて詳しく知りたい方はこちらがおすすめですよ。
睡眠に関してはハーバードも有名ですが、個人的にはスタンフォードの本がわかりやすく読みやすいと思います。
知られざる効果!!
次に一般的にはあまり知られていない効果をご紹介します!
1.乾燥肌改善
2.ヒートショックプロテイン70
順番に説明していきます!
1.乾燥肌改善
コレ、一般的には逆にとらえられているのではないでしょうか。
ハズレではないのですが、それは熱い風呂に長く入ることが原因です。
熱い風呂が好きなら短めに入れば乾燥肌改善になりますよ。
人間の皮脂は38度前後から溶け出すとされています。
日本人の平均体温が36度前後。そして入浴は体温を約2度上げます。
つまり粘着性を保ちつつ、溶けて皮膚全体に流れていける絶妙な温度になるんです。
もし体温が40度であれば皮脂がサラサラに溶けて皮膚にとどまれず流れているでしょう。
ウマくできてますよねぇ~(笑)
なぜ乾燥肌改善効果があるのかというと、風呂で体が温められると皮脂腺や汗腺が活発になります。
これにより毛穴の詰まりが解消され、風呂上りに新しい皮脂が出やすくなり体全体が皮脂膜で潤います。
また、皮脂膜の環境が良くなることで体表面の常在菌が整いやすくなるため肌環境の改善になるのです。
2.ヒートショックプロテイン70
聞きなれない言葉ですが、なんぞやと申しますと。
細胞の傷を修復してくれるたんぱく質です。
効果を上げると
- ナチュラルキラー細胞活性化
- 体内免疫力アップ
- 乳酸発生を遅らせる
- 傷ついた細胞の修復と処分
入浴によって体温が上がると体内ストレスがかかり、防御機能であるヒートショックプロテイン70が作られます。
TVで見たことありませんか?
「小さい時に高熱になったけれど奇跡的に助かった。」
ってあれです。
普通では到底生きられない40度を超える高熱。
このとき体内ではヒートショックプロテイン70が作られ、ナチュラルキラー細胞が活性化して腫瘍やウイルスをやっつけ合併症を防いでいます。
ヒートショックプロテイン70は傷ついた細胞の修復と、修復不可能な細胞の処分をせっせとやって命をつないでいます。
風呂に入ることは、危険じゃない範囲で体温を上げ、ヒートショックプロテイン70を作らせる。
いわば疑似高熱状態を再現しているんです。
免疫力を上げてウイルスから体を守り、細胞を管理することになるんです。
そんなつもりで入ってるワケじゃないんですけど~、なんか自分の体に申し訳ないっていう(笑)
「あぁァァ~、あったまるぅぅーー♪ 生き返るぜぇ~」
と私たちが外でやっている時、体の中では
「生き返るじゃねえよ!こっちは死なないようにする為に死ぬほど忙しいわ!」
状態なのです。
おかげで健康になれます。体の仕組みに感謝しましょう。
おまけ
おまけで上の内容に少し関係していることを紹介します。
さいごに
お疲れ様でした~!
私たち日本人にとって生活の一部である風呂ですが、どう健康に良いかは漠然としか知られていないでしょう。
風呂に限らず、それぞれが日常的にやっている健康習慣!
どんな効果があるか調べてみてはいかがでしょうか♪
お読みいただきありがとうございました!
オンリーワン賢者・やはりオコメ
【風呂で合わせてやりたい健康法】