事故に合った・起こしてしまった時ってどうすればいいの!?起きたときの流れ・対処法の解説

こんにちは、オンリーワン賢者・運営者のやはりオコメです♪

 

誰にでも起こる可能性がある「事故」

もし起きてしまった時、どういう流れで物事が動いていくか知っていますか?

 

知っていれば的確に対処できるため、怪我人を一早く病院に搬送できたり、保険の手配ができます。

 

的確な対処は結果として「関係者の心身を守ること」につながります。

 

「もしも」の為に事故が起きた時の流れを知っておきましょう。

 

事故が起きたときの「流れ・対処法」を解説します!

事故が起きたときの流れと対処法

事故が起きた後の流れは大きく分けると3つになります。

1.警察・消防署に連絡する

2.救急車で病院へ行く

3.相手との示談

 

ここからの内容は被害者向けに見えますが、加害者も流れは同じです。

順番に説明していきます。

 

1.警察・消防署に連絡する

まず、事故が起きたことを警察・消防署に知らせます。

110番(警察)・119番(消防署)です。

 

しかし、これはあくまであなたや相手が動ける場合です。

 

動けないほど重症の場合は周りの方や同乗者などにお願いして下さい。

 

警察が到着したら「どんな状況で起きた事故か聴取」になります。

 

簡単な聴取が終わると、担当の警察官から名刺や連絡先が渡され、幸い怪我なくピンピンしていても救急車で病院に行って異常がないか診てもらうよう言われます。

 

まずは体に異常がないか診てもらいましょう。

 

2.救急車で病院へ行く

消防署にも連絡していれば救急車も来ます。

 

大抵は110番で事故の旨を伝えると警察側で救急車の手配もしてくれますが、念のため自分でも119番してください。

 

もし重症だったときに迅速な行動が命を救うことになるからです。

 

救急車到着後、怪我の具合や症状をメインに聴取が始まります。

 

このとき聞かれるのは次の内容になります。

  • 氏名
  • 生年月日
  • 既往歴(今までの病歴)
  • いま痛むところ
  • 連絡の取れる家族⇒病院が決まったら病院に来れるか

 

聴取後、救急隊が近いところから順番に受け入れ可能な病院を探します。

 

ここで知っておきたいのは、〝あくまで救急隊の初見判断で″脳や内臓に損傷が無さそうな場合、打撲や首のむちうちなど、整形症状の診察ができる病院を探すということです。

 

救急担当の医師というのは専門外でも診れる症状であれば受け入れてくれます。

 

例えば、専門は消化器。「骨折は診れないけど打撲なら専門外でよければ診ますよ。」

といった具合です。

 

もし検査をして脳・内臓に異常がみられたとき、診察中の病院で診れるのであればみますが、〝すぐに専門的治療ができる病院へ搬送する必要がある″と判断した場合は「転送」となり、救急車で治療可能な病院に搬送してくれます。

※全てのDrが脳や内臓に異常がないか診れますので安心して下さい。

 

異常がなかった場合は処置をしてもらい診察終了となります。

 

注意点として、事故の時には診察後に医師から「診断書(全治○○の怪我と記載された紙)」を発行してもらい、あとで警察に渡す必要があります。

 

ですが、専門外の医師が診察した場合は発行することができません。

整形外科医でなければ発行できないのです。

 

診察してくれたのが専門外の医師であった場合、後日あらためて病院に行き整形外科を受診して診断書を発行してもらうことになります。

 

これを聞くと「最初から整形専門の医師がいる病院に搬送してもらえばいいじゃん!」と思うでしょう。

 

しかし、脳や内臓に異常がある場合、探している間にも症状は悪化していきます。

まずは専門外でも診察してもらうことを優先させてください。

 

 

・・・診察後。

 

 

まずは精算をします。

日中であれば精算可能ですが、夜間は精算できる病院もあれば出来ない病院もあります。

 

出来ないときは病院側で指定した金額を預けることになります。(1万円前後と思って下さい)

 

ここで加害者ではなく被害者の場合、

「エッ!?ぶつかられたのに何でお金払わないといけないの!!」

と思うでしょう。

 

この時はグッとこらえて、お金の話は加害者との示談の時にして下さい。

 

冷静に考えればわかりますが、〝病院は治療をお願いされたから受け入れた″のであって、〝お金の問題は加害者との問題″なのです。

 

病院もビジネスである以上、お金のことでトラブルになればあなたを2度と受け入れなくなります。

 

それこそつまらないことなので、気持ちは察しますが必ず払って下さい。

 

精算後は連絡先をもらっている担当警察官に電話して診察を終えたことを伝えます。

 

先程出来なかった聴取の為、

  • 「今から病院に行くから待ってて」
  • 「体痛いだろうしまた後日に」

など指示があります。

 

このとき間違いなく、

「診断書もらいました?」

と聞かれるので現状を伝えて下さい。

 

また、事故の相手(加害者⇄被害者)の連絡先がわからなければ必ず警察官に聞いて下さい。

 

3.相手との示談

警察との電話が終わったら、続いて相手との示談になります。

  • 治療費は現金・保険のどちらで払うのか
  • 車・バイク・自転車の修理代は

など今後のことを決めていきます。

 

このときの注意点は「治療費を保険で払う場合、どの時点で保険が確定するか知っておくこと」です。

 

保険というのは病院で「保険で払います」と言っただけでは適用されません。

 

下記の手順があって初めて適用になります。

1.保険を使う側(加害者⇄被害者)が自分の車の保険屋に電話

2.保険屋から治療費を払う相手(加害者⇄被害者)が行った病院に事故の件で電話する

 

よって、早めに保険屋・病院へ連絡するよう伝えて下さい。

保険が確定するまでは〝あなたが治療費を立て替える″ことになります。

 

このとき、保険屋によっては相手との示談を保険屋が代行してくれます。

 

専門家が代行してくれると、後で「話が違う」など食い違いになりませんので、代行可能か聞いてください。

 

保険屋は365日24時間休みなくやっています。

いつ電話しても相談できますので安心してください。

 

保険適用が確定したあとに病院へ行くと、立て替えていたお金が戻ってきます。

ポイント

①警察到着後の聴取では、診察後に連絡できるよう『担当警察官の連絡先をもらっておく』。

 

②医師が専門外だとしても、専門的治療が必要と判断したときは『治療可能な病院に救急車で搬送し、最後まで責任もって治療してもらえる』。

 

③事故で診察してもらったときは『整形外科医に診断書を発行してもらう必要がある』。夜間で整形外科医がいないときは、『後日あらためて受診し発行してもらう』。

 

④精算でトラブルを起こすと『今後診てもらえなくなり、最終的に自分が損をする』。

 

⑤保険は『保険屋から病院に電話が入って初めて適用になる』。適用までは『あなたが治療費を立て替える』。

まとめ

事故が起きたときの流れ・対処法をまとめると以下になります。

 

①警察・消防署に連絡する

  1. 警察・消防署に電話(110番・119番)
  2. 到着後、簡単に聴取
  3. 聴取後、病院へ行き異常がないか診察

 

②救急車で病院へ行く

  1. 病院で診察
  2. 精算
  3. 警察に電話(診断書の有無・相手の連絡先を聞く)
  4. 事故の相手に電話(支払いの示談)

 

③相手との示談

  1. 診察費の支払い方法・乗物の弁償方法を決める
  2. 保険払いの時は、保険屋から早めに病院へ連絡してもらうよう伝える(保険確定まで診察費は立て替え)

 

起きないに越したことはない事故ですが、起きた時のことを知ってるのと知らないのとでは対応の早さが変わってきます。

 

「もしも」の知識は「大切な人を守るため」の知識です。

頭に入れておくのも越したことはありません。

さいごに

お疲れ様でした〜!

 

重い病気と同じで、どこか自分の周りには起こらない様な気になっているのが事故です。

 

起きてから「どうしよう、どうしよう」では命に関わることになります。

 

大切な人はもちろん、たまたま道でそんな場面に出くわしたら、「助けなきゃ!」という気持ちだけでは助けることができません。

 

現実的に対処する知識が必要です。

 

いま事故の対処をしているのなら、この機会に覚えてみてはいかがでしょうか?

 

「もしも」の知識は思いがけないところで必ず役に立つものです。

 

お読みいただきありがとうございました!

オンリーワン賢者・やはりオコメ

 

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