これさえ覚えれば大丈夫!現金とクレジットカード、「正しい使い分け方法」(1)

こんにちは、オンリーワン賢者・運営者のやはりオコメです♪

 

あなたは何かを買うとき「現金とカード」どちらで買っていますか?

カードを持っている人はポイントのことを考えてカードで買うのではないでしょうか。

 

しかし、最大の節約は〝必要なものだけを買うこと″であり、ポイントを意識することではありません。

充分な収入がない場合、支払いは「基本現金」にしないと返済に苦しむことになります。

 

〝なぜ現金なのか?″〝クレジットカードはどう使のか?″

この疑問を2ページにわたって解決していきます!

 

【1ページ目のテーマ】

  • 現金とカードの違い
  • 現金で買うべきタイプ・カードで買うべきタイプの解説

2ページ目のテーマ

  • クレジットカードの使い方

※ページ数をクリックするとそのページを見れます。

 

それぞれの使い方を知ってやりくり上手になりましょう!

よくある買い物での失敗談

まず誰もがやりがちな買い物での失敗談をいくつかあげます。

自分に思い当たることがないか確認してみてください。

 

1.スーパーで買うつもりがなかった物を買ってしまった

誰でも経験しているでしょう。

  • 買うつもりがなかった食材も安かったので買ってしまった
  • お菓子コーナーを通ったら食べたくなって買ってしまった
  • 買うものを決めていたのに「期間限定」の言葉にひかれて買ってしまった

 

買うまいと思っていたのにレジに並んだときにはカゴに入っている。よくある失敗談です。

 

2.買うかしばらく迷っていた商品に新商品がでたので買ってしまった

買おうと思っている商品。高額になればなるほど買うか迷って時間ばかりが経ってしまいます。

そんなとき!物欲センサーがバリサンになる出来事が起こります。

 

欲しい商品がパワーアップして新商品となって発売されました。

少し前まであんなに欲しかったものが、あなたの中ではもう「型落ちした商品」です。

 

それからは新商品しか目に入らなくなります。必要ではない機能ばかりだとしても「○○に使うかもしれない」と自分を納得させる理由を探し始めます。

 

そして新商品を買う。

これもよくあるのではないでしょうか?

 

3.必要でなくても見ているうちに欲しくなって買ってしまった

これはネットショッピングでよくあるでしょう。

 

必要なものは決まっている。どれを買うかも決まった。

 

ふと自分が興味あるジャンルをのぞいてみる。

 

 

 

 

 

「注文」

 

経験したことがあるでしょう。

 

4.現物を確認しないで買ったら自分の思っていたものと違った

これも「ネットショッピングでなんでも買える!」という便利さからやってしまいがちな失敗談です。

 

現物を確認できるお店がないところに住んでいるのであれば、何を買っても工夫して使い満足するでしょう。

 

しかし、「確認できる環境にいながら行くのが面倒」だったり、「まっ!大丈夫でしょ!」とノリや勢いで買ったら見た目や機能が自分のイメージと違った。

最初はもったいないからと使うものの結局使わなくなってお蔵入り。

 

そして少し経つと「やっぱり必要!」とまた望んでいるものを探して買う。

これもやってしまいがちです。

 

 

私の経験談になりますが、こういった無駄遣いあるあるを辞められないのは何も良い物が欲しかったり、物欲が沸いてくるからだけではないように思います。

 

詳しくは無駄づかいしてしまう人の本当に欲しい物の記事に書いているので参考にしてみて下さい。

ポイント

失敗談に当てはまるクセがある場合『間違ったお金の使い方をしている』と自覚する。

現金とカード最大の違い

『現金とカード』

 

この2つを比べたとき1番の違いは何だと思いますか?

  • ポイント
  • 持ち物の量
  • 会計のスムーズさ
  • 使える場所・国

 

いろいろありますが、1番重要な違いは【物を買うことに対して積極的になるか我慢するようになるか】ということです。

噛み砕いて説明します。

 

現金

現金の場合、『今月使えるのはあと○○円』と財布を開けるたびに自覚することができます。

 

この〝財布の中身を見たときあなたの心がどう捉えるか″という部分が重要になります。

  • 「給料日まであと○○円で過ごさなきゃいけないから我慢しよう。」
  • 「せっかく〇〇円も入っているのに減るの嫌だな」
  • 「欲しいものが○○円するからこのお金は使わずためる」

 

このように、お金が目に見えるようになると脳は考えることができるので〝いまあるお金を失いたくないととらえ、買うことに対して自制を働かせる方向″に働きます。

つまり、我慢しやすくなります。

 

カード

次にカードの場合、利用可能額をサイトで見ますが、『ザックリと「あと〇〇円使える」』と覚えたり、『利用可能額○○円』という言葉を見ているため、脳は〝利用可能残額=使えるお金″とインプットしています。

 

  • 「利用可能額は○○円だったからまだ買える」
  • 「今月はアレとアレを買ったから使えるお金はあと○○円」
  • 「このくらいの買い物なら来月払える」

 

思考はこのようになり、さらにお金が目に見えないことからインプットされた情報を改めるキッカケもないので〝買うことに対して開放的″になります。

つまり、積極的になります。

 

違いは脳科学で証明されている

脳のとらえ方の違いは脳科学で証明されており、視覚から得たすべての情報には「これは考える必要がある情報か?」と瞬時に判断されレッテルがはられます。

 

頻繁に「必要」と判断された情報は海馬に記憶され、また目にしたとき思考につながります。

反対に、あまり目にすることがなく、目にしたときも深く考えなかった情報は「必要ない」と判断して忘れるため、次に目にしたときも深い思考にはつながらなくなります。

 

これは誰しも経験しており、財布の中身に限ったことではありません。

 

例えば、CMにあなたの好きな芸能人がでていたり、考えさせられる内容であれば印象に残り、また目にしたとき自然と見て楽しみます。

これはあなたにとって必要と判断し記憶されているからです。

 

反対に、興味のわかないCMであった場合、深く考えることがなく、また目にしたときも見ることはないでしょう。

 

また、「何もしなければ1万円もらえ、表か裏、当たれば倍の2万円もらえるがハズレたら0円という状況で人はどちらを選ぶか?」という実験があり、ほぼ全員が1万円もらう方を選びました。

 

理由も同じで「何ももらえなくなるよりもらえたほうが良い」という回答でした。

つまり、人は〝自分の物を失うかもしれない″という状況に立つと〝回避するにはどうしたらいいか″考えるのです。

 

必要な情報と判断されるには〝強い感情をともなうか″がカギになります。

「真剣にお金の使い方を考える機会を何度も持つ」

それが倹約脳を育てることにつながります。

     

    次の項目では失敗談と脳の捉え方をふまえて、いまのあなたは現金とカード〝どちらで買い物するべきか″見ていきます。

    ポイント

    人間は自覚できている自分のものを失いたくないという心理が働いている。『現金では無駄遣いを控え、カードでは買いたいだけ買おうとする』。

    現金で買うべきタイプ

    買い物の基本は「必要なものだけを買うこと」です。

    そして「支払いの基本は現金」。多くの人は現金で買うべきタイプになります。

     

    現金で買うべきタイプの特徴をみていきます。

    • カードを使って収入以上の生活があたりまえになっている
    • 買うつもりがない商品も見ていると買ってしまう
    • 必要以上の機能がある商品を買ってしまう
    • お金にルーズ

     

    現金で買うべきタイプは先にあげた失敗談を繰り返してしまう人・一般的な収入の人です。

    もしあなたが失敗談を繰り返しているとしたら、カードで買い物する前にお金の使い方を身につけることが先になります。

     

    物欲で商品を買ってしまうお金のルーズさを克服しないうちにカードを持つと、欲しいものをドンドン買ってしまい、「分割やリボで返済するのが精一杯」という状態になりかねません。

     

    それでは本当に必要なものを買わなければいけないときに買えなくなります。

     

    現金で買うべきタイプは具体的にどういう行動を起こせばいいか説明します。

     

    具体的にどうするか

    このタイプが不必要なものを買わないようにするには、「何にいくら使っているか知ること」と「給料が入ったら何に何割使うか振り分けること」が効果的です。

    つまり、簡単な家計簿をつけます。

     

    つい買ってしまった物に自分がどれだけのお金を使っているのか理解し、「驚くこと」が今後買い物するときのブレーキになります。

     

    その習慣が身についていけばお金は必要な物にしか使わなくなります。

     

    実践内容その1、「何にいくら使っているか」

    これは細かくつけません。

    1234円買い物したときは1300円。

    12345円買い物したときは12500円などザックリとつけます。

     

    実践内容その2、「何に何割使うかの分け方」

    これはあなたの生活に必要なジャンルの数にわけます。

     

    例えば、一人暮らしで給料が手取り20万、振り分けは下のように決めます。

    • 固定費:4割
    • 食費:2割
    • 娯楽:2割
    • 貯金:2割

     

    スーパーで3000円買ったとしたら、食費に入れます。

    しかし外食や飲み代は娯楽にいれます。出来るだけ自分に厳しくしなければ、長く浸かった生活習慣は洗い落とせないからです。

     

    また、習慣が身についていないうちはスーパーに行くときは予算を決めると効果があります。

    そのとき決めた金額だけ財布に入れていくと、強制的になんでもカゴに入れられない状況をつくることができ、必要か考えるようになります。

     

    最初は面倒かもしれませんが、2ヶ月もやれば今までとは買い物に対する考え方が変わったことに気づくはずです。

     

    ジャンル分けと家計簿は携帯アプリでつけると簡単です。

    「Dr.Wallet」という無料アプリを使うと簡単に家計簿をつけられるので初めての方は使ってみてください。

     

    家計簿Dr.Wallet

    家計簿Dr.Wallet
    開発元:BearTail
    無料
    posted withアプリーチ

    カードで買うべきタイプ

    次にカードで買うべきタイプですが、これはお金持ちと言われるくらい充分な収入がある人です。

     

    「お金持ちがクレジットカードを持ったら好きなだけ買っちゃうんじゃ?」と思うかもしれませんが、本当のお金持ちは現金で買うべきタイプの内容を身につけており、お金の使い方をコントロールできるようになっています。

     

    例を上げると、世界一の億万長者・Microsoftのビルゲイツ氏には数々の倹約エピソードがあります。

    • 持っているクレジットカードはアメックス・グリーンカード(1番ランクが低い年会費¥12000、アメリカでは使い勝手の良い一般カード)
    • 飛行機移動は極力エコノミークラス
    • 安いと評判のスーパーにいき「私は幸せだ。評判どおりの店で無駄なお金を使わずに済んだ。」という発言をしている。

     

    長者番付常連でビルゲイツ氏を抜きトップになったこともある投資家・ウォーレンバフェット氏もアメックス・グリーンカード。

    「アメックスからブラックカードが送られてきたが年会費が高いから送り返した。」という発言をしています。

     

    有名で徹底した倹約をされている方で説明しましたが、お金持ちと言われる人たちは「仕事や投資など、考えるべきことにエネルギーとお金を費やせる環境を作り出すため、お金のコントロールを身につけた人達」です。

     

    お金がある人達にとっては多くの現金を財布にいれておくことの方が「利用可能額がある」と脳にインプットされてしまいます。

    よって、利用可能残額を見たりせずに倹約し、考えるべきこと以外は頭にインプットしないようにするためクレジットカードで購入します。

     

    お金持ちは、いくらでも使えるカードは持たず、最低限度額のカードを使用し、家や車、高額なものは現金一括で購入します。

    ポイント

    ①クレジットカードで買うべき人は『充分な収入があり、お金のコントロールを身につけた人』。

     

    ②お金に頭を使わなくていいということは『考えるべきことだけに注力できる』ということ。

    さいごに

    お疲れ様でした~!

     

    社会にでてから〝お金の知識″は必須知識になります。

     

    しかし、本当に必要な知識は〝いつになっても″〝誰からも″教わることはありません。

     

    教えないのではなく、先生も親も周りの大人も、深く勉強したことがないので教えられないのです。

     

    「お金について学ぶことを決め、知識ある人から学び、学びを活かすことはあなたにしかできません。」

     

    正しいお金の使い方を身につけて、自分の欲をコントロールできるようになりましょう。

     

    お読みいただきありがとうございました!

    オンリーワン賢者・やはりオコメ

     

    👇続きの2ページ目では【一般的収入の人がどうやってクレジットカードを使うか解説!】👇

     

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